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読書会〜ネットメディア覇権戦争

almater

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本日は読書会。
課題図書は
 ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか
 藤代 裕之著 光文社新書
でした。

昨年秋にトランプ政権が発足してから
俄然注目が集まった偽ニュース。
この本では偽ニュースが何故生まれたのか、
それを日本のネットメディアの歴史を元に
紐解こうと試みたものです。

偽ニュースは日本だけでなく
世界中で起こっている事象なので
日本のネットメディアの歴史だけで語るのは無理がありますが、
記者らしく、実際の関係者の証言を交えて
その歴史をわかりやすくまとめてくれています。
私はとても勉強になりました。

ここで問われるのは
発信と受手のモラル
かな、というのが私の感想でした。

”情報”は「事実」と「エンターテイメント」の両面があると思っています。
「教養」は両方の要素がありますね。
問題は「事実」という顔をして「事実でない」ことが報じられていることです。
昔から為政者は必ず情報網をおさえていました。
情報網が大きなパワーをもっていることを知っているからです。

最近で言えば、アメリカがイラクに攻め入った時
「イラクに大量の破壊兵器がある」という理由が大義名分でした。
これによってイラク戦争が正当化されたのです。
ところがその後の調べでそのような事実が確認されたことはない、
という報道がでてこの情報の信憑性に疑義が生じました。
私個人のレベルでは、どちらが「事実」なのか確かめるすべはありません。
もし「大量の破壊兵器がある」という情報が事実と異なるのであれば
誰かが意図して戦争を正当化させるために「嘘」をついた、ということです。
社会の中では大小の「嘘」は存在します。
時と場合によっては必要悪でさえあるかもしれません。

しかし「嘘」だったとしたら、それがなんのためだったのか。
結果的に多くの人々の命と生活を奪ってしまった。
あくまでも私個人のみたてですが
ISのテロ活動はこのイラク戦争を機に激しくなった気がします。
多くの命と生活を奪い、
なおかつ争いの種となる遺恨をたくさん残したこの戦争は
とても罪深いものととらえています。
それが「嘘」によるものとしたら・・・
その「嘘」の意図がなんだったのか・・・
いいようのない気持ちがこみあげてくるのです。

為政者の嘘を監視する、それがジャーナリズムと聞いたこともあります。
「知る権利」をたてにして横柄な取材や報道をするのは受け入れがたいですが、
為政者の横暴に歯止めをかけられるパワーをも持っていると思います。
大きなパワーだからこそ、
使い方によって「いい武器」にもなるし
「脅威の破壊兵器」にもなりえます。

私の母校の校章は「ペンは剣よりも強し」を表現したものです。
それだけの力になりうるということです。

発信者と受手のモラルが
ペンを、情報を、「いい武器」にしてくれる
唯一のものだと感じました。

写真は本日ランした時のもの。
ペースアップはきつかったぁ(^^)

20170622_1.jpg
最終更新日2017-06-23
Posted byalmater

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