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コラプティオ

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先日のブログでもお話しましたが、「バッタ・・」の本を読んで以来、すっかり読書好きになっている自分がいます。それまで読書会に合わせて2週間に1冊のペースでしたが、「バッタ・・」が課題図書だった2週間は
・バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎著 光文社新書
・ドキュメント 金融庁vs.地銀 生き残る銀行はどこか  読売新聞東京本社経済部著 光文社新書
・売国 真山仁著 文春文庫
と3冊読了。
先週から次の読書会の読書期間に入りましたが、読んでいたのは課題図書ではなく、真山仁著の「コラプティオ」です。今日ようやく読了。文庫本ではあるが590ページにもなる大作。時間さえみつけては電車の中、風呂の中、布団の中といろいろと読む時間を捻出し1週間かけて読了。

著者が政治の世界に正面から切り込んだ小説です。
以前友人から著者の真山仁氏のドラマを録画したいという要望があり、その際に「予習用」として紹介してもらった3冊のうちの1冊です。もう1冊は先の「売国」。
国民に絶大なる人気を誇るある政治家が首相となり、その人物に惹かれた主人公の政治学者を始め、いろいろな人がおりなす人間ドラマがノンフィクションのように描写されています。
この中には、政治のパワーバランスだけでなく、政治家を支えるスタッフ、マスコミ新興国と日本、エネルギー政策、原発といった様々なテーマが織り込まれています。
特に読了後読んだ著者の投稿によると(http://books.bunshun.jp/articles/-/3597)、完成間近で3.11の東日本大震災があったそうです。それによって原発に関する内容を大幅に改訂したとのこと。
原発に対してセンシティブになっている中、あえて「原発を国策として前面に押し出す」展開をしたチャレンジ精神はすごいです。
この本の中に散りばめられている様々なテーマについて、自分はどういう意見をもっているのだろう。
政治活動と倫理
マスコミのありかた
新興国に対する日本のスタンス
エネルギー政策と原発
・自衛隊
独裁民主主義
・人とお金

昨今はSNSなどで「発信する」ことが、今の生き方に不可欠といわんばかりに言われています。
実際に、ある記事や事象に対して自分の意見を投稿したり、評価をしたりすることで、フォロワーが増え、それがその人の価値を形成する面もあります。
こういった政治的なスタンスや意見について自分から発信することには、まだしっくり感がないのですが、自分の意見がどうなのか、って浅いなりにもっておかないとなぁ、と。
結局は自分がどう判断するか、どう行動するかといった判断指標の材料になるわけで、時代とともに判断材料はどんどん増えていくでしょうから、世捨て人みたいに逃げてばかりもいられないですね(^^)

一方でToo muchな情報社会にうんざりしていて、そこから離れていたいという自分もいます。
特にマスコミからの情報の質や信用性が落ちており、さらにフェイクニュースも混ざってるとなると、そういう情報に身を晒すこと自体がやってはいけないことのような気持ちにもなります。

・情報とのかかわりかた

情報を持っているものが強い、この小説にもこんなフレーズがありますが、古より言われていることでもあります。今はただ情報をたくさん持てばいいではなく、質のいい情報を抽出するという能力も求められるんですね。

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